20211220今日は忘年会03
【忘年会♡No.3】
帰りの車の中で入居者さまが
『有難いです』と何回も伝えてくださいました。
そして
『背中が温かくて幸せです』と伝えてくださり、気持ちを短歌で現していただきました。
∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴
たはむれに 母を背負ひて そのあまり
軽きに泣きて 三歩あゆまず
∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴
帰ってから、調べると
石川啄木の『たわむれに』という短歌でした。
その意味は
↓↓↓
母が年をとって小さくなった現実
ひどく苦労をかけてきた事実から、目を背けてきたのだけれど、うっかりふざけて母をおぶったところ、そのあまりの軽さが私の背中に伝わった。ここに至るまでにどんなに苦労をかけたことか、いかに大きな恩愛を受けたかと思うと、一歩、二歩は歩けたけれど涙がこぼれてもう動けない。
だそうです。
入居者さまの想いに、胸がいっぱいになりました。