4月

令和4年度スタートいたしました。
大切なことを伝え続ける社会福祉法人泉佐野たんぽぽの会でありたいと思います。
積み重ねてきた知識と技術で、やすらげる空間を｡｡｡
そして
わかりやすい言葉で『あなたが大切なんだ』と、真っ直ぐに伝えていきます。

あちらこちらで鳥のさえずりが聞こえてきました。
地域の散歩される方々、ワンちゃんも…
こんにちはと挨拶もまた嬉しくなったり…
満開の桜が風に揺れて、ワクワクした動きも見せてくれ…
入居者さま、ご家族さまが、優しい空間を作ってくれる。
穏やかな穏やかな桜のお花見でした。

入居者さまとご家族さまの想いが、優しい空間をつくってくれます。
親は、子どもが、いくつになっても、いつでも感じることは、どんな高価なプレゼントより、一緒に過ごせる時間が、何物にも代えがたいプレゼントとなる…そんなふうに思っています。
入居者さまの暮らしの中から感じとれます。
『ありがとう』…一緒に過ごしてくれて…
『ありがとう』…今を一緒に感じてくれて…
『ありがとう』…
入居者さまの、ありがとうに、たくさんの背景を感じました。

桜の花から、心地よい気持ちをちょうだいしたら、皆さんお腹が空いてきましたね。
昼食は、ホームに戻って、それぞれの居室で、京弁当を楽しんでいただきました。
久しぶりの団らんお食事。
ホーム全体が幸せなオーラで包まれました

地域の方が『久しぶり』と声をかけてくださいました。
そして、入居者さまが、以前、パンを届けてくれた話など｡｡｡私たちが知らない入居者さまのお話を教えてくださいました。
また
上の桜は、看取りを終えた入居者さまのご家族さまが、桜のお便りを送ってきてくださいました。
スタッフに共有すると｡｡｡
まるで、やすらぎのさと大家族をあらわす桜だと話していました。
看取りを終えても、やすらぎのさと大家族は、ありがたいことに、ずっと繋がりを持ってくださいます。
それほど、強い絆なんですね。

昨日、入居者さまが96歳のお誕生日を迎えられました。
喘鳴が強く、酸素量も80台まで落ちたので心配していましたが、お祝いの時には、ピタッと喘鳴が止まり、一人ひとりの入居者さまから祝福のお言葉をいただきました。
ケーキのロウソクを消す時、心臓への負担を気にしましたが、みんなに見守られながら、ロウソクの火、最後の1本まで消してくださいました。
『お～きに、お～きになぁ』
現在、看取りケアに入っています。
幸せと思える時間をたくさんたくさん感じていただける暮らしが大切だと思います。

入居者さまの言葉。
96歳『お～きに』が心に響く｡｡｡

毎日毎日、祈りを込めて足をさすり、手をさすり、背中をさすり、温かいタオルで顔を拭き…
『大きな手いっぱい働いてきたんやろうね』
『たくさん歩いていた足やね』
触れ合うからこそ感じられるものをちょうだいしています。
これが、私たちの介護の手。
一緒に笑って、お話をして｡｡｡
のどかな空間を｡｡｡

縁側でほっこり髪の毛のカットです。
いつも、ボランティアで来て下さる理容師さん。
一人ひとりの入居者さまの特徴や、病気の症状までを把握してコミュニケーションをとっていただきます。
有難いことです。

皆さんにガッツポーズをしていただきたくて、顔つきデコイチゴのおやつを準備しました。
素敵な暖かい気候なので、外の空気を感じてもらいながら、おやつを食べました。
それぞれに、大家族の存在を感じられて過ごす時間に、幸せをちょうだいしました。
ガッツポーズは、元気になりますね

誰かのために
〇〇をしてあげたい。
存在認知｡｡｡
『あの姉ちゃんに食べてもらって』
そして、口に運ばれる。
入居者さまが喜ばれると満面の笑み。
そして、少し離れた入居者さまにも
『あの姉ちゃんにも｡｡｡』
そして口におやつを運ぶと
『長生きせえなアカンで』
と伝えられていました。
看取りの期間に入っても、こんな気持ちを感じてもらえることが、なんとも有難いことだと思います。

なんとも美味しそうなクリームパン。
パン屋に行ったスタッフが｡｡｡
『焼きたてだったから買ってきたよ』
と入居者さまにプレゼント！！！！！
幸せが込み上げるかのように、クリームパンを食べられる入居者さま。
今日も、幸せの花がたくさん咲いたやすらぎのさとでした。
毎日、様々な方々の有難いお気持ちに感謝いたします。

町内を散歩すると｡｡｡
入居者さま
昔からのお知り合いに会いました。
玉ねぎで子どもを育てたこと、高知県出身のこと、犬の散歩でよくあっていたこと。
入居者さまは、失語症。
それでも、会話に花が咲いていました。
帰りに、入居者さまの自宅に行きました。
残念、ご主人さま不在でした。
それを、町内の方に聞いたご主人さま、あわてて、ホームにおって来てくださいました。

スタッフの健康イベントを開催いたしました。
心の耳のアンケートに答えたあと、疲労化学研究所のストレスチェックを受けて、最終、保健師による健康相談の流れになります。
総評｡｡｡
有難いことに、職場にストレスを感じているスタッフがいないようで、珍しいことだとお伝えくださいました。
そんな環境を作ってくれている全スタッフに感謝いたします。

ご家族さま、町内、行政、やすらぎのさとで開催する運営推進会議の日でした。
今回は、コロナ隔離期間の報告もさせていただきました。
難しい問題｡｡｡様々な意見がでました｡｡｡
しかし、今回、話し合いをしたことで、信念を持って、決断しないといけないこともあると感じました。
また、ご家族さまより、新しい取り組みに向けてのご意見もいただき、進みだしました。
会議の帰りに、有難いことに、ご家族さまが、やすらぎのさと縁側前の草刈りもしてくださいました。
いつもいつも、一緒になって支えてくださること感謝いたします

今日はハッピーイースター。
キラキラ輝く天候に、少し冷たい風もへっちゃらへと変わり、穏やかなハッピーオーラが入居者さまを幸せに導いてくれました。
船岡公園にハッピーピクニック。
『だいしあわせ、大きなしあわせです』

【ハッピーイースター②】
青空のしたで、サンドイッチをたべました。
『目出るくらい美味い』
『見といてや、私も目でるで』
『こんなん見たことないわ』
『見るだけで堪能や』

おやつは、シャトレーゼのかわいいうさぎちゃんケーキ、そして、バナナたっぷりジュース。
『もう満腹』『かわいくて目が離されへん』『美味い』しあわせは、目で見えるしあわせ。お腹で感じるしあわせ。心で感じるしあわせ。ウトウトしながら感じる心地良さも。
みんなみんな同じしあわせ。
ハッピーイースターでした。

お休みのスタッフが、入居者さまに、ビール(ノンアル)を持ってきてくれました。
昨日、往診医が伝えてくれました。
『胸の音も良くなってる。びっくりや』
この次の日より酸素なしの生活に｡｡｡
このような、スタッフの思いやりが、入居者さまに届いて、みんなで喜びを分かちあっています。
愛がもたらすキセキか｡｡｡必然か｡｡｡
私たちは、現場で幾度も、このような復活を、入居者さまより教えていただいています。
96歳のお誕生日からの復活。
2、3日が勝負の時の姿を目の当たりにしているだけに、感慨深い思いです。

入居者さまの生命の危機を感じた時より、もうすぐ2年が経ちます。
・ガンが発覚。
・抗がん剤で、一口も食べない日々が数ヶ月も続いた。
・当時の訪問看護ステーションより、暴れるので点滴ができない。点滴をすることは尊厳を無視してる。
・それでも、点滴を希望する、やすらぎのさとは尊厳を無視してると言われ、尊厳について考える日々。
・そして入院。
・入院しても改善の兆しなく。
・ご家族さまの希望により、看取りのため、やすらぎのさとにもどる。
・入居者さまとしっかり向き合っていただける訪問看護ステーションに変更。
・やすらぎのさとケアでは、どうしたら、食事をとってもらえるか試行錯誤。
・チャレンジしては失敗の日々。
・それでも、生命を守ることを諦めず…諦めず…
・最終、懐石出しケアが成功。
・そして現在へ至る。
入居者さまより、たくさんのことを教えていただいています。
そして、今日、また、決断の時

何が正解か、不正解か。それぞれ｡｡｡
私たちは、どんな認知症の症状が出現しても、しあわせに暮らしていただくために、やすらぎのさとで出会いました。
【どんな時、入居者さまがしあわせを感じるんだろう】
コロナ感染を振り返り｡｡｡
これからの方針について話し合いました。
大きな視野をもって、精一杯の努力もおこたらず。
スタッフが話してくれました。
『入居者さまの楽しそうな顔、スタッフの楽しそうな顔、ご家族さまの楽しそうな顔、しあわせを感じながら、その光景を見るのがしあわせ』
何が正解か、不正解か｡｡｡それぞれ｡｡｡
施設に入るではなく、施設で暮らす私たち。

ロケット風船?!
スタッフが、準備をしてくれました。
一生懸命が楽しい。

社福当法人の役員でもあり、いつも入居者さまの正義の味方になっていただいている味方屋さんが、23日いこらも～る泉佐野にお店をオープンしたのでお祝いに行ってきました。
なんともまぁ、輝くお二人を拝見させていただき、明るいしあわせなパワーをちょうだいしました。
想いある味方屋さん、今までもこれからも楽しみです。

(ご主人さまにナイショのサプライズ)
昨年11月にデイサービスに出たまま入院⇒施設｡｡｡ずっと予約待ちをしてくださっていて｡｡｡
施設での複雑な想いより、早くやすらぎのさとが空かないか｡｡｡願ってくれていました。
家では、介護用具もなく、座布団を使用させていただき移動。ゆったりと過ごしていただきました。
入居者さまとご家族さまの、しあわせな表情に、こちらまで、しあわせをちょうだいしました。

要介護5になっても、立つこと、歩くこと｡｡｡
尊いことに繋がると先日も、みんなで勉強しました。
想いを、諦めず一緒に叶えていただける。
そんなチームアプローチも力強いと感じています。いつも、リハビリの先生と会話を楽しんでいる姿も、ホーム中を明るくしてくださいます。
入居者さまは、鹿児島出身。泉佐野の鹿児島に行く計画も立てています。

らふ代表の蓮尾さんから草津温泉湯もみショーの動画を共有していただきました。
なんと、昨日は、良い風呂の日だそうです。
湯もみショーを見ながら、温泉？！まんじゅうを食べました。
そして、温泉の思い出を、たくさんたくさん話してくださいました。
『アメリカまでいったよ（笑）』

チョイナチョイナ♪
一人ひとりの個性が、大家族を作ってくれます。

昭和を一生懸命生きて来られた入居者さま。
それぞれの想いを胸に、今を、あたらしく馴染みの関係となった方々と過ごす😌
昔を懐かしみ『竹とんぼ』を飛ばしました🥰
懐かしむ表情は、本当に、愛深いものでした💕
ホーム中が、昭和にタイムスリップしたかのように｡｡｡